齋木教会長さんからのメッセージ 4/15

皆さま、お元気でいらっしゃいますか。

 緊急事態宣言が出され、教会が完全閉鎖されてから、20日余りたちました。 

新型コロナ感染の猛威は、益々、広がり、ニュースを見ながら、長期になってしまうことを覚悟しなければと思うこの頃です。

 在宅ワークや学校閉鎖が長引き、家族間のストレスから家庭崩壊の危機も心配されています。また、仕事がなくなり、当面の生活費の工面に心悩ませている方、一人暮らしで友人との集まりもできず寂しさを募らせている人も増えています。私たちはお陰さまで、ご本尊さまにご供養して心穏やかに、そして、教えを頂いて、いつもこの場が道場と思い実践させていただいて、温かいサンガとのふれあいを通して思いやりの言葉をかけあえる身の幸せを感じています。

 しかし、周りに目を向ければ、上記のように不安を抱えている会員さんもおられることと思います。 

今までも、メール、LINEや電話、お手紙などで、気になる方に温かい声かけをしてくださっていましたが、長期になるほど、心の置き場所に悩む方が増え、私たちの慈悲の実践が、益々、重要になってきます。引き続き、宜しくお願いいたします。

 ご本部より、佼成5月号の開祖さま法語録、会長先生ご法話が届きました。じっくりと拝読し、それぞれが胸に刻んで、真似ごとからでも実践してまいりたいと思います。また、横浜教会の発足は5月3日ですが、今年は68周年の式典は4月19日に開催する予定でした。集まることはできませんが、この日はそれぞれの場で皆さんと一緒に9時から、報恩感謝のご供養をさせていただきたいと思います。そして報恩感謝の実践として、「ありがとう」の言葉かけを、身近な家族や日頃お世話になっている人、遠くにいる親御さんや、子供さんなどへ、感謝の思いを「ありがとう」の言葉をかけて実践してまいりましょう。 

横浜教会発足時に尽力され、厳しい修行をしながら、横浜教会の礎を築いてくださった多くの先輩幹部さん、信者さん方に喜んでいただけるわたしたちの実践をさせて頂きたいと思います。どうぞお互いさまに健康に気を付けて、より温かく、明るさを忘れずに、周囲に思いやりのかけられる自分づくりに励んでまいりたいと思います。  合掌

 令和2年4月15日 

横浜教会長 齋木淑江